「イルカ、何をやっとるのじゃ。お主はそこに座っておれ!!」
ちょっと鼻の低い、くしゃっとした顔がプリティなパックンが、窓ふきをしていた私に向かってニャーニャー文句を言ってくる。
「そうだぞ! そんなのおれたちがやるから、イルカはあそこで寝転がってろ」
ワイルドな毛並みが特徴のウルシもパックンの言葉尻に加勢して鳴きはじめる。
ウルシが指し示した場所には、他の忍猫たちがテレビの前に座椅子とお茶とお菓子を用意して待っていた。あそこに行ったが最後、上げ膳据え膳の接待にあうことは目に見えていた。
一つ息を吐き、私はしゃがみこんでパックンに言い聞かせる。
「あのね、パックン。前々から言ってるけど、私はお客様じゃなくて家政婦なの。パックンたちの方が私にとってはお客様なんだから、私に何かしてもらいたいことがあったら遠慮なく言ってちょうだい」
休むとか何もしないというのは無しでと続ける寸前、八匹の忍猫たちは口を揃えて鳴いた。
『イルカは休んどけ!!』
『にゃー!!』
家政婦初日から変わらず続けてきたやり取りに、私は頭を抱えた。
お弁当を法外な値段で買おうとしたお客さんから家政婦の仕事を頼まれ、これまた法外な値段を提示してきたのを窘め、適正価格で雇ってもらえたのは非常に嬉しかったのだが、一つの問題が浮上した。
私が世話するように頼まれた忍猫の存在だ。
動物は全般に大好きだったから当初は喜んだものの、お世話をすることになった忍猫たちは私のお世話がいらないほど賢く、下手をすれば私がお世話をされていた。
部屋の掃除をしようとすれば、不自由な四本足ではたきを掛けるばかりか、水拭き、掃除機を華麗に扱い、掃除の必要がないほどまでにピカピカに仕上げ、庭の草抜きをしようとしても見事なコンビネーションで雑草を残らず駆除し、水回りの掃除をしようとしても「体を冷やすぞ、馬鹿者」とパックンに叱られている間に他の忍猫たちが済ませている。
何かしようとする度に先回りされて、私は家政婦失格状態だ。
当初に決めた適正価格がぼったくり価格になってしまい、訳を話しつつ泣きながら給金下げをお客さんに直訴したら、お客さんはおどろおどろしい気配をまき散らして一言言った。
「これ以上金についてごねるなら、問答無用で月給500,000両にするよ?」
とんだ脅し文句に私は黙り込むしかなかった。
だいたい普通は雇い主側は払う給金が下がれば下がるほど嬉しいはずなのに、お客さんの金銭感覚は常軌を逸している。
そして私もお金を稼ぎたいのに、給金が高すぎることにこんなに悩まなくてはならないのだろうか。私は、ただ普通に働いて適正価格のお給金をもらいたいだけなのに。
今までのことを思い出して肩を落としていると、忍猫たちの中で体が一番大きい、というより猫科なだけで猫ではない虎のブルが、私の襟首を咥えて、テレビ前の座椅子に置いた。
すかさず出てくる熱いお茶と、妊婦に最適低カロリー有機野菜使用と煽り文句が書かれてあるクッキーが差し出され、心苦しくてならなくなる。
「今日はおれのお勧めDVD『極道の薦め』だぞ」
「ウルシばっかで〜。女にそんなもん見せんなよ。女は恋愛物って相場が決まってんだよ」
ケケケとビスケが笑ったのを見て、ウルシがなにぉぅと飛びかかる。
いいぞ、やれやれーと煽る声と、やめんか馬鹿者とそれを止める怒号が行き交う中、テレビでは彫りの深いダンディーな俳優さんが屈強な男たちを従えて夜の街に消えていくシーンが流れていた。
……私は一体、何のためにここにいるんだろう。
見るともしないで遠い目で画面を眺めていれば、膝に何かが乗った。
お伺いするような遠慮のある仕草に視線を落とせば、ウーヘイがブラシを口に咥え、上目づかいで見つめている。
きゅーんと胸を射抜かれ、そして、仕事がなくて落ち込んでいる私を気遣うウーヘイの優しさに笑みがこぼれ出た。
「うん、ぜひ! 私からもお願いしますっ」
ウーヘイが咥えているブラシを取れば、周りからブーイングが響いた。
「ずっりぃぞ、ウーヘイ! お前、いっつもこういうところじゃ抜け目ねぇよな!」
「おれっちも、おれっちも!!」
「わ、にゃーにゃーにゃー!!」
押し寄せてくる忍猫たちに頬が緩みっぱなしになる。
「うんうん。皆のやるから待っててね。あ、ブラッシングの後はお散歩行こうね!」
私の提案にやったーと歓声をあげる忍猫たちを微笑ましく見守る。
結局、ここでの家政婦の仕事は、忍猫たちのブラッシングと散歩が主な内容になっていた。
猫に散歩という不思議な組み合わせに首を傾げたものだが、お客さんがぜひにということで毎日のようにお散歩に出掛けている。そして、時々だが。
「今日もやってもらってるねぇ」
忍猫たちの耳が玄関方向へ向いたから分かったけど、相変わらず気配を微塵も感じることが出来ない。
玄関までお迎えできる日は永遠に来ないのかもしれないなぁと胸のうちで苦笑しながら、出迎えるために腰を上げれば、お客さんはそのままでと私を制してきた。
「おかえりなさい」
「ただいーま」
気安い調子でこちらに返事を返して、座っている忍猫の首を大きく掻いてやっている。忍猫は嬉しそうにお客さんの手に懐いていた。
「――今から、散歩行く?」
仲のいい様子を眺めているとお客さんが問いかけてくる。それに、私ははいと答えて、ウーヘイや他の忍猫たちへ散歩の後にブラッシングをしようと持ちかけた。
忍猫たちも異論はないようで、玄関に足を向けたお客さんに纏わりつきつつ、私を呼ぶ。
「イルカ、早く早く!」
「今日も河原行こうぜ、河原!!」
「ぅ、にゃー!」
ここから少し遠いけれど、広い河原は思い切り走りまわれて忍猫たちに人気のスポットだ。
まるで犬みたいだなと胸の内で思いながら、はいはいと返事を返して、外へ出る準備をする。
毎日ではないけれど、お客さんは時々早めに帰ってきては、忍猫たちと散歩に出掛ける。それからのんびり家で過ごすこともあれば、散歩が終わると同時にとんぼ帰りでどこか行くこともある。
きっと任務任務の空いた少しの時間なのだろう。それを利用して、忍猫たちと一緒に過ごそうと頑張るお客さんは本当に忍猫たちのことが好きなのだなぁと微笑ましくも好ましい。
お客さんは初めて会った時から変わらずフードを被っていて、お顔を拝見したことがない。預金通帳には『へもじ』と書かれていたけれど、明らかに偽名であるため名前を聞くのも失礼な気がして、私はずっとお客様とお呼びしている。
「散歩〜、散歩だーぞ〜」
節をつけてご機嫌にアキノが鳴く。それに呼応するように、それぞれ鳴く忍猫たちをお客さんは窘め大人しくさせながら、ゆっくりと歩き出した。
河原へと行く道すがら、民家に咲く花を目に映しながら晴天の下を歩く。
この時間帯は、アカデミーなら五時限目くらいで、受付では午後のピークを迎えている頃合いか。
今も一生懸命働いている面々に申し訳なさを感じつつ、ゆったりと散歩が出来る身の上のぜいたくさに顔を綻ばせていれば、お客さんがじっと見つめていることに気付いた。
「どうかしました?」
何か聞きたそうな気配を感じて尋ねれば、お客さんは迷った末に口を開いた。
「……アンタ、いっつも幸せそうだよね。なんで?」
問いかけられて目が見開く。お客さんの目には私は幸せそうに見えていたのか。
お客さんに言われるまで分からなくて、自分の鈍さに思わず笑ってしまった。
「……なんで笑うのさ。オレ、変なこと聞いた?」
少しふて腐れた口調のお客さんに、私は慌てて違うと告げた。
「いえ、そう言えば私、幸せなんだなぁと気付きまして」
お客さんはきょとんとした様子でこちらを見つめている。
顔が隠れていても気配で何となく感情の機微は分かるもんなんだなぁと新しい発見に心を踊らせながら、少し膨らんできたお腹を撫でる。
子供は順調に育っている。私はつわりもなく健康そのものだし、受付任務に代わる仕事も見つけることができた。私の周りにいる人たちは何かと気遣ってくれて、特にマキは親身になって私を助けてくれている。そして、今は可愛い忍猫たちと優しいお客さんと一緒にのんびり散歩までしている。
これが幸せでなくて、何を幸せだと言うのだろう。
言葉にしてしまうと何となくケチがつきそうだったから、私は代わりに頭を下げた。
「気付かせてくださってありがとうございます。私、幸せです」
照れ混じりに笑えば、お客さんはじっとこちらを見つめていたけれど、目を逸らした途端そわそわしだして咳を繰り返した。
「何だぁ? 何、ニヤケてんだよ」
二歩先に行っていたビスケが、お客さんの足に纏わりついて見上げる。
「……うるさいぞ」
むっつりとした声を出すお客さんを笑い、ビスケは再び先を行く忍猫たちに合流して何やらにぎやかに喋り始めた。
生憎猫語なので何を言っているのか分からないけれど、とにかく楽しそうで何よりだ。
「お前らなっ!!」
お客さんには猫語が分かるのか、こちらを振り返ってはお喋りする忍猫たちに向けて怒鳴り声をあげて、びっくりした。
「怒った、怒った!」
「図星だろ、図星〜」
「にゃ、にゃ!」
飛び跳ねては喜ぶ忍猫たちにため息をつき、お客さんはすまなそうに軽く頭を下げてくる。
「ごめん。あいつら、無神経なこと言って……その…」
恐縮するお客さんに頭を上げてもらい、鼻傷を掻く。
「あの。私、猫の言葉が分からないので、何を言っているか分からないんですよ」
だから何を言われても平気ですと苦笑すれば、お客さんは息を吐きながらばりばりと後頭部を掻いた。
「……あいつら、その、傍から見れば夫婦にしか見えないとか、何とか言ってきて…」
再びばりばりと後頭部を掻くお客さんに、ぽかんと口を開けてしまう。
どう見ても、猫を散歩させている風変わりな男女にしか見えないだろう。
けれど、よく見ればお腹が少し出ている女との浮き名が流れることは、お客さんにとって不名誉だし、不安なことなのかもしれない。
心配の種を取り除いてやろうと、私は心配しなくても猫の散歩のお供をしている男女にしか見えないと拳を握りしめて力説した。すると。
「……アンタ、鈍いって言われるでショ」
突然文脈とは関係のないことを言われてしまった。
現役アカデミー教師で、受付任務だってしているのだから、鈍かったらやっていけませんよと少々強めに言い返せば、そっちじゃないとため息を吐かれた。そっちじゃないならどっちなのだろう。
俯き加減にぶつぶつと呟くお客さんが不思議で見ていれば、お客さんは「あ」と小さく声をあげた。
「そろそろ、ブルに乗りなよ」
お客さんの家から河原までの半分の距離を越したくらいの道のりか。
今日もまた私を過分に気遣うお客さんに何かを言う前に、後ろに控えていたブルが先回りするように前に出、腰を下ろした。
乗れという無言の主張だ。
「ほら」
横からお客さんに促されるが、今日こそはと抵抗する。
「いえ、まだ大丈夫です! オリ先生から適度な運動は必要と言われましたし、河原までの距離くらい大した運動にもなりません」
だから、今日は河原まで歩きますと言おうとした寸前、お客さんに抱きかかえられて言葉が途切れた。
「大人しく乗っときな。アンタ、脈拍が少し早くなってんの。それ以上は駄目。妊婦なんだから体を特に大事にしなさい」
抵抗空しくブルの背に下ろされて、私は項垂れる。
いつも思うがこのお客さんはマキ並みに妊婦に対して過敏に反応する。それとも、私が今まで身重の女性と接する機会がほぼ皆無だったから知らないだけで、これが妊婦に対する普通の反応なのだろうか。
ゆっくりと歩き出したブルの上で暴れると余計迷惑になることが分かるために、しぶしぶ観念して座る。
万が一にも落ちないようにと、座った私の手を握り、ブルの横を歩くお客さんに目を止めて、無性にこそばゆい気持ちにさせられた。まるでお姫様みたいな扱い方だ。
俯いていると、私の気持ちも知らずにお客さんはどうしたのと聞いてくる。
お姫様みたいで恥ずかしいと正直に言うには、自分の年齢が邪魔をして、私は少々憎まれ口を叩く。
「いえ、お客様は女性の扱い方に長けているなぁと思いまして……」
単なる家政婦の私にするには度が過ぎていると非難を込めて言ったのに。
「そう? こんなことするのはオレも初めてだけど」
なーんて、小さく笑いながら言ってきた。
なんというか、このお客さんって絶対誑しだと思う! 天然誑しって絶対このことだと、私は憤然とした思いと同時に心の奥に隠していた人を一瞬思い出してしまった。
「? どうしたの?」
顔に出ていたのか、お客さんが問いかけてくる。
それに何でもないと答えて、胸の内に現れた人をもっと奥深くに隠しこんだ。今は、あの人のことは何も考えたくない。
口数が少なくなった私に、お客さんは不可解な顔を見せたけれど、河原が着く頃には私の気持ちも落ち着いていて、目一杯駆けまわる忍猫たちに混じって追いかけっこをしたりして遊んだ。
何度もお客さんの妨害にあったけど、とても楽しかった。
******
「ただーいま」
夕飯の支度を終えた頃、ちょうどマキが帰って来た。
「おかえりなさい。あれ、どうしたの?」
笑顔で出迎えれば、マキは私を見つめたまま突っ立っている。靴を脱ごうともしないマキが不思議で声を掛ければ、マキは後頭部に手を回すなり思い切り掻いた。
マキの綺麗な栗色の髪が痛むとハラハラしていれば、マキは視線を逸らして呟いた。
「やっぱりこっちの方がいいなと思ったーの。距離が近いというか、何と言うか……やっぱ違うって…」
もごもごと呟くマキの言葉は瞬時に理解できなかったけれど、考えて考えてあることに思い至る。
「あぁ、受付とは違うってこと? そりゃ当たり前だよ。里の皆も家族だって思うけど、マキは一番親しい家族だもん。区別しちゃいけないかもしれないけど、思いの深さがやっぱり出ちゃうよ」
嘘偽りない思いを語れば、マキは少し眉根を寄せて小さく繰り返した。
「……家族?」
揺らいだ声が不安そうに聞こえて、私は力強く頷く。
マキがどう思っているかは分からないけれど、私の中ではマキは家族の一員だ。家族構成で言えば、歳の近いお姉さんポジションだ。
私の方が若いわよと噛みつかれるかと思ったけれど、マキは私の言葉に何の反論もなく、ただ「そう」とだけ呟いた。
そのときのマキは何故かひどく寂しそうで、戸惑った。
夕飯を食べる頃にはいつものマキに戻っていたけれど、時々見せるマキの寂しそうな顔は私にある種の不安を抱かせた。
そして、その夜。
お風呂にも入って後は寝るだけだと寝室に行った直後、先にお風呂を済ませて寝る準備をしていたマキに突然抱きつかれた。
不意の行動にびっくりしたけれど、何かあったのだろうと察して、しがみ付くように抱きつくマキの背中へ手を回す。
「どうしたの、マ」
「今は呼ばないで!!」
宥めるように背中を叩こうとすれば、マキが悲鳴をあげた。驚いて手の動きを止める私に構わず、マキは震える声で訴えてくる。
「お願いだから。今だけでいいから、その名を呼ばないで」
名というのは、『マキ』という名なのだろうか。
疑問が思い浮かぶものの、そうとしか考えられなくて、私はうんと小さく頷く。
マキは「イルカ」と小さく私の名を何度も呼びながら、助けを求めるように抱きついてきた。
何がマキをこんなにも不安にさせるのか、私には理解できない。でも、もしかしたらという思いが浮かぶ。
マキは、本当はマキという名ではないのかもしれない。あの日、血の匂いを漂わせて帰って来たマキは、私が知っているマキではない顔を持ち、人知れず心を痛めては一人で不安と孤独と闘っていたのかもしれない。
イルカと名を呼ぶマキに対して、私はマキの本当の名を呼べなくて切なくなる。だから、せめてとばかりにマキの体を抱きしめて体を擦り寄せた。
マキに私の気持ちが伝わるように、マキが何者であろうとも大事な友人には変わりないのだと腕に力を込めた。
「……ごめん、変な事言い出して」
しばらくしてマキは私から体を離し、照れたように笑った。
無理して笑っていることが分かってしまい、何か言おうとしたけれど、マキは何も聞いてくれるなとばかりに話題を変えた。
「あのさ。詳しいことは言えないけど、明日から三日間ぐらい違う人物になりきるけど驚かないでね」
突然の言葉に戸惑う。
詳しいことは言えないということは、マキが内緒で請け負っている任務絡みなのだろう。
問いただしたい気持ちを何とか抑えて、うんと頷く。
不安な顔をしていたのか、マキは心底困ったように笑った。
「……何だかなぁ。こんな気持ちなったの初めてで困る」
私の頬に手の平を押し付け、感触を確かめるように何度も撫でるマキの手を掴んで、懐くように擦り寄せた。
「危険?」
言えないと言われたのに、つい聞いてしまう。
マキは曖昧に笑って、目を細めた。
「心配しないで。アンタを――、アンタたちを残していけない。いや、いきたくない」
切実な響きを持ったマキの言葉に目が潤む。うんと頷いて、マキの胸に飛び込めば、マキは優しく髪を撫でてくれた。
少し早いけれど確かに打つマキの鼓動を聞きながら、マキの無事を願っていれば、マキは顔を仰ぎため息を吐いた。
「おまじない、してもいい?」
「うん」
何のおまじないかを聞かずに了承した私をマキは笑う。不用心だと、私以外の奴にはこんなことさせるなとマキは囁いて、私の額に一つ口付けた。
チュッと小さなリップ音と小さな痛みが走って目を瞬かせれば、私の体を引き離して「寝ようか」と笑った。
何となくそれだけじゃ物足りない気がして、背中を向けるマキの腕を掴み、体を引き止めて、私もマキと同じように額へ口付けた。
息を飲むマキに、私は笑う。
「オリ先生には内緒にしてね。無事に帰ってこれるようにおまじない」
マキは茫然と私の顔を見ていたけれど、不意に我に帰ったように、こういうことは私以外には絶対するな、明日からの私にも絶対するなと怒ってきたので、いつもの怒りんぼうなマキが見れて、嬉しくて笑ってしまった。
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忍猫たち=忍犬たちですが、カカシの嫁と子供が来たと大いに盛り上がっているんですよ、きっと。生まれたら生まれたで、カカシよりも嫁と子供を心情的に贔屓しちゃうんですよ、うん。
しかし、カカシ先生不憫な気がしてきました…。うーん。
ひみつ 13