数日後のある日。
「あの羽あり女って、変な人だーよね」
オレの何気ない一言で、それなりににぎわっていた上忍待機所が静まり返った。
相変わらず羽あり女のことになると、皆、食いつきがいいようで。
近場に座る、いつものメンバーに視線を向ければ、煙草をくわえていたアスマはあからさまに
嫌な顔を見せた。まだ半分以上残っている煙草を灰皿でもみ消し、鋭い眼光を
飛ばしてくる。
「オメェ、興味なかったんじゃねぇのか?」
給食のおばちゃんなんだろ? と、言葉次第では拳が飛ぶぞと拳をちらつかせてきた。その隣では、氷点下の眼差しでオレの股間を見つめる魔女がいる。やれやれ、物騒だねぇ。
「心配しなくても、そういう目で見たことは一度もないから安心しなよ。まったく、ここの忍びはどうなってんだかねぇ。綺麗になろうと頑張る綺麗どころを差し置いて、もっさい女なんかをちやほやしちゃって」
オレには分かんないねぇと本心そのままに呟けば、周囲はあからさまに安堵の息をつき、止めていた話を再開し始めた。
なんなんだろうねぇ、この反応の仕方は。
自負を持っている上忍のくノ一が、オレの言葉に賛同してもいいはずなのだが、
それは一切ない。それどころか、羽あり女は別格だと認めている節があるのも妙な話だ。
もさすぎて敵にならないと無意識化で思っているのかと、
オレなりに考えるが、それならどうしてここまで注目するのだろうか。
「わっかんないねぇ」
髪を掻き混ぜ呟く。そんなオレに紅が険しい顔を見せてきた。何なのよ、その顔は。
視線を向ければ、紅は言っておくけどと前置きしてきた。
「あんたが羽あり羽ありって軽々しく口に出しているその呼称。あんたが思っているのとは全く違うからね」
腕を組み、こちらを睨む紅にはぁと間の抜けた声が出る。羽ありと言えば、虫の羽蟻しかいないだろうに。
間違えようのない認識に肩を竦めれば、横から金にがめつい眼鏡が顔を出してきた。
「カカシさん、それはいけません。そんな認識不足なあなたにお勧めな一品。ずばり、羽あ」
口上を聞くのもいい加減だるくて、アオバが持っていた物を奪い、その代わりに金を握らせる。
「まいど〜」と声を跳ねさせ、撤収するアオバの現金さにため息を吐きつつ、それを見た。
写真サイズのそれには、背中に鳥の翼をつけた黒髪の女が、
地面に伏せ慟哭している男性の元へ、下り立とうとしている。
有名な絵画の写しなのだろうか。
柔らかい色彩のタッチで、光の中に浮かぶ女と、暗く影っている男の対比が妙に鮮烈な印象を残す。
翼のある女は柔らかい微笑を浮かべており、これから絶望に打ちひしがれている男を励ますなり、救いだすなりすることが何となく予想された。
微笑む女はどことなく、羽ありと呼ばれる女と似通っている。そこまで見てとり、
紅が言わんとすることが分かった。
「……これが羽ありの元?」
お前ら、経歴に似合わず何て夢見がちなと、引き気味に聞けば、すぱんと頭を紅にはたかれた。
「羽あり様とお呼び! まったく、さっきから呼び捨てして。その呼称を使う時は、様付け確定なの」
まぁ、イルカちゃんの気配がするところでは様付けで呼んじゃ
いけないんだけどと、紅は訳の分からない決まりを言ってくる。
叩かれた頭を何となく撫でながら、改めて絵を見る。
翼の生えた女は薄い衣を身にまとい、見事な曲線美を披露してくれている。卑猥な絵にしたくなかったのか、薄衣の癖にその詳細な肢体は透けて見えないが、男好きのする良い体をしているということは間違いない。
現実の羽あり女は正規服をきっちり着ているために、この絵のような
ナイスプロポーションをしているかは分からないが、腐るほど女を相手にしていた
オレの見立てでは、可もなく不可もなくと言ったところだろう。こいつら、どんだけ夢見がち
なんだと呆れつつ、そろそろ頃合いかと腰を上げた。
「なんだ、もう帰るのか?」
掛けられた声に、首を竦める。
「まぁね〜。ここにいてもつまんないし、今日はちょっと羽目を外したい気分なんだ―よね」
暗に花街へ行ってくると告げれば、「お盛んだなぁ」と苦笑じみた声が返ってきた。
廊下に出るまでに、花街より私にしたらとお誘いがかかったが、今日は花街な気分だ。
馴染みの姐さんにせっつかれているからと、あながち嘘でもない言葉を口に出し、廊下へ出る。
今宵はしっとりした女の魅力に溢れる花里姐さんにお世話になるかなと、
これから味わう快楽に思いを馳せていれば、「あ」と小さな声が聞こえた。
明らかにオレに視線が向いていることを受け、
振り返れば、小走りに駆け寄ってくる羽あり女がいた。
ぶんぶんと揺れる髪が犬の尻尾みたいだなぁと思いつつ、
何となく足を止めて待っていれば、羽あり女は輝かんばかりの笑みをこちらに向けてきた。
「カカシ先生、お疲れ様です! あの、一楽に行っていただけましたか!?」
行ったよね、絶対行ったはずだよねと、きらきらとした目を向けられ、頭の中である映像と重なった。
オフの日に、珍しく女の誘いも花街へ行く気もならなかった時に、
口寄せの術で忍犬を呼びだした際の瞳に良く似ているのだ。
散歩!? 散歩に行くんでしょ!! と、それはもう輝かんばかりの期待を込め、
尻尾を振り回しながらオレを見上げる。その時の表情と瞳そのままだった。
「っぷ、はははは!!」
思わず吹き出して笑ってしまった。
突然笑い出したオレに、羽あり女は目を真ん丸く見開いている。
ぽかんとした表情のそれにも笑えて、オレは腹を抱えてしまった。
「……カカシ先生、笑いすぎです」
あのまま笑いが引かないオレに、羽あり女は人気のない廊下へオレを誘導し、
笑いが去るのを辛抱強く待ってくれた。
ようやく笑いが治まったオレは突然笑い出した訳を語って聞かせれば、
羽あり女は不愉快そうな顔を隠さずに意見してきた。
この羽あり女、前も思ったけど、言うことは言うよーね。
格下相手は勿論、同じ上忍仲間からも一歩引かれた対応をされることが多いため、
馴れ馴れしさのない率直な言葉は新鮮だった。まぁ、性格は悪くないかも。
ごめんごめんと涙を拭い、用は何と視線を向ければ、羽あり女はそうですそうです
と再び目を輝かせた。
「一楽すぺしゃる改を食べていただけましたか!?」
ぱぁぁと頬を紅潮させる様に、再び笑いが込み上げてきたが、それを何とか押し込め、首を振った。
「まだだーよ。アンタにもらった半券もここに入ってる」
ポーチを叩き、在り処を示した。もらった物を失くすのも気が引けて、イチャパラの本の中に挟んでいる。
羽あり女はオレの一言に途端に肩を落とした。
「あの、まことに悲しいお知らせなんですが、半券には消費期限というものがありまして……、昨日で切れたんです」
今にもご愁傷様ですと言い出しそうなほど暗い空気を醸し始めた羽あり女に、失笑しそうになった。やばい、この女。反応が面白過ぎる。
羽あり女に少し興味を覚えた。今日は花街へ行こうかと思ったが、気が変わった。
「そうだったの。惜しい事をしたーね」
ひとまず羽あり女の感情に添うような言葉を選んで言う。羽あり女は哀れみを多分に含んだ目を向けてきた。うん、可哀想だと思うならさ。
「じゃ、傷心なオレに今日、付き合ってくれない? その様子だと、もうあがりでショ」
斜め掛けの鞄を肩に提げている姿を指差せば、羽あり女は不思議そうな顔で頷いた。
「はい。もうあがりですけど、どうかされたんですか?」
まさか問い返されるとは思っていなかった。オレが声掛けてるのに、その鈍い反応は何なのだろう。
そこは喜ぶところじゃないのと戸惑えば、「あ」と羽あり女は合点がいったと手を叩いた。
「カカシ先生、一楽に行きたいんですね! それならっ……あぁ」
喜びから一転顔を暗くした羽あり女に首を捻る。羽あり女は照れたように苦笑いを浮かべ、鼻中央に跨る傷を掻いた。
「すいません。私、今、金欠でカカシ先生を奢れそうにないんです。折角お声を掛けていただいたのですが、またの機会でもよろしいですか?」
その言葉に愕然とした。まさか、この女、オレに奢ろうとしていたのか?
もしかしてあの時子供たちと行く時も?
全てのものにおいて掛かる金銭は、男が全て奢るのが当然と思っていた身としては、
大したカルチャーショックだった。
茫然としていると、羽あり女はそれでは失礼いたしますと踵を返しそうになって、慌てた。
「いや、ちょ、ちょっと待って。そうじゃないの、そうじゃ」
「はい?」
振り返った顔には、全く含みもなく、裏も全くない。
やばい、この女。
直感か、それとも第六感か。そんな言葉が再び思い浮かぶ。
腹黒のやり手くノ一かと思いきや、そんなものじゃない。
下手したらこの女は一般人並みの鈍感さと警戒心の無さを有している。
ここまでよく生き残れたなぁと感嘆にも似た思いで、引きとめた腕を
そのままにまじまじと見つめていれば、羽あり女もオレをじーっと見つめ返してくる。
その視線があまりにも真っすぐで怯みそうになったが、一度覚えた好奇心は
萎えないばかりか燃え上がる一方だった。
「あのね、そうじゃなくて。良ければオレと飲みに行かない? その、謀らずも
アンタの好意を蹴っちゃうような真似しちゃったし。今日はオレに奢らせてよ」
口から出てくる腰の低い言葉に内心大きく舌打ちをする。何、格下のくノ一相手に下手に出てんのかね。ましてや相手は今日の閨を共にする女でもないのに。
返事を待つオレに、羽あり女は目を大きく見開く。そこで頬を赤らめでもしたら、オレだっていつもの調子を取り戻せただろうに、羽あり女の返答は「大丈夫ですか」の一言だった。
「え? 大丈夫って、何が?」
なんか調子狂うなと思いつつも、羽あり女のことを知りたいと言葉を続ける。
羽あり女は困ったように眉を寄せて言った。
「いえ、カカシ先生は美女としかお酒などを共にしないと聞いていたので。
子供抜きで私と一緒にいると、趣味疑われますよ?」
羽あり女の言葉に、脳天から雷が直撃したような衝撃を受けた。
は? ちょっと待って。オレ、そんな男だと思われていたわけ?
確かに女はブサイクより美しい方がいい。けれど、そんなあからさまに女性蔑視を
していたような覚えはない。過去にだって、気のいい中の中くらいの容姿の女だって相手しているし。
頭の中で誰に対する言い訳でもない言葉がぽんぽん思い浮かぶ。羽あり女はそれではと掴んでいる手から腕を取り戻し去ろうとした。だから、ちょっと待てって言ってるでしょーが!!
「いやいや! そんな気毛頭もないからね! 噂にしてもそれ、いき過ぎ。
それに、オレは、アンタと今日は飲みに行きたいの。子供たちのことだって聞きたいし」
再び掴んだ腕を見て羽あり女は訝しげな表情を崩さなかったが、最後の一言で表情が変わった。あー、何というか、本当に分かりやすい女だーね。
確かに感じた手応えに、掴んでいた手を離す。羽あり女はそういうことでしたらと満面の笑みで「お供いたします」と言ってくれた。
はぁ、何だろうね、この女。
今まで付き合ってきた女とは毛色が全く違う女に、調子が崩されっぱなしだ。
それから、二人で飲みに出掛けた訳だが、羽あり女は飲む場所についても口を挟んできた。
高級料亭に連れて行こうとしたオレに、大衆居酒屋でお願いしますと頭を下げ、お代も割り勘でと有無を言わせない様子で主張した。
奢ると言ったのだから素直に甘えればいいものをと軽く言ってはみたものの、私には下心がありますのでと生真面目な答えが返ってきて、オレが想像するような下心じゃないのだろうなぁと思った予感は見事当たった。
「7班の詳しい様子を教えていただけませんか?」
奥座敷のある大衆居酒屋に居を構え、乾杯のビールを煽ったところで羽あり女は期待に目を輝かせて言った。なんとまぁ可愛らしい下心だろう。
そんなの気軽に聞いたらその場で教えますよと言えば、羽あり女は口を尖らせた。
「カカシ先生は、ご自身のことを全く分かっていません。私たち中忍クラスの忍びにとってカカシ先生は生ける伝説なんです。格下相手が気軽に声を掛けられるような方じゃないんです」
うんうんと腕を組み、重々しく頷きを繰り返す羽あり女に笑いが零れ出る。アンタの方がよっぽど自分のことを分かっていない。
一応目を通した、羽あり様に関する遵守すべき条令を思い浮かべ、一つを頭の中で諳んじる。
『羽あり様ご自身に、会員の行動を気付かれてはならない』
わざわざ赤字で書かれたそれはよっぽど大事なのだろう。
それが証拠に、羽あり女は自分が何と呼ばれているのか、どれだけの忍びを
虜にしているか気付いていない。
虜にするというのとはまた違うのかもしれないがと、残ったビールに口を運ばせていれば、
羽あり女がじぃとこちらを見つめていた。
覚えのある視線に、苦笑を返す。オレの顔は大層美形なようで、口布を取れば
大概男女ともに見惚れるようだ。
親父にそっくりと言われるのが嫌で口布をしているんだけどねぇと自嘲気味に
笑い、いつも掛けている言葉をこの人相手にも向けてみる。
「どう? オレの顔、気に入った?」
女は大抵顔を赤らめ視線を逸らし、男は我に返ったように視線を
さ迷わせるのが一般的だ。
どんな反応をするかなと観察していれば、羽あり女はにこぉと音が
出そうな笑みを浮かべた。
「気に入ったというより、すごい綺麗です! 海を越えたところの国で描かれる、
天使さまみたいです」
カカシ先生みたいに色白で、髪は金色だったけど、目は青色ですごい綺麗なんですよと羽あり女は語る。
「背中に翼を生やしていて、天から舞い降りるそうです。それで、悩める人々を救済するんですって。そういうところもカカシ先生そっくりですね」
天使。あぁ、なるほどあの黒髪の女も天使というやつなのか。
そんなことを考えつつ、屈託なく言われた言葉を思わずスル―したが、
遅れて何を言われたか理解し、素っ頓狂な声を上げてしまった。
「はぁ!? アンタ、何言ってんの?」
思いもしない言葉につい顔が赤らむ。動揺するオレを羽あり女は不思議そうに眺め、事も無げに言った。
「私の知り合いに、カカシ先生に助けられた人がいるんです。それに受付所でもそういう話はよく聞きますし、登場の仕方も大抵空から降ってくるんだって言ってましたから、まさにそうだなぁと思った次第です」
あ、これおいしいと茄子の煮びたしを口に運ぶ羽あり女に返す言葉がなかった。
どうしましたかと視線を向けられ、何となく不貞腐れた気分になる。オレが天使だって? 人々を救済するって? そんなの。
「死神の間違いじゃないの?」
黒い服を着て人の命を刈り取っていた自分を思い出す。光に包まれていた翼の生えた女のような存在と同じだとはとても思えない。オレの回りは常に死体ばかりが転がっていた。
オレのくさくさした気分に気付いたのか、それとも何とも思っていないのか判断のつかない表情で、羽あり女は笑った。
「そうですね。確かに刈られる方からはカカシ先生は死神でしょうけど、仲間にとっては天使さまですよ。物には常に二面性があるんです。人を殺める手は、反対に言えば誰かを生かしている手なんです。それに、カカシ先生ほどの人が自身の欲望のために誰かを殺すことは有り得ないですからね」
最後ににこっと笑う女から視線を外してしまった。
胸が詰まるような、ひどくざわめくような、何とも言えない感情が腹に渦巻いた。何だ、この気持ちは。
「……アンタ、心臓に毛が生えてんじゃないの?」
よくもそんなことを素面で語っちゃえるねと、憎まれ口を叩けば、羽あり女はさもありなんと笑う。
「あー、それよく言われました。って、今もよく言われますね。んー、作りが大雑把と言うか、繊細じゃないんでしょうね。女性なのになぁ」
困った困ったとちっとも困っていない顔で笑うもんだから、何だかおかしくて気付けば笑っていた。
羽あり女はそんなオレを優しく見つめ、飲み物の追加注文を聞いてきた。羽あり女は米酒を飲むと言うので、オレも同じものを頼む。
しばらく、羽あり女の望んでいた7班についての話をしてやった。
羽あり女は気持ちのいいタイミングで相槌や問いをしてきて、驚くほど話が盛り上がった。
ガキの話でこうも盛り上がるとは思っていなかったオレは、ちょっと目から鱗な気分を味わっていた。
よく話して笑って、店が閉店間際になった頃、オレはそうだと初めて会った時に驚いたことを口にした。
「あのさ、今更何だけど、何でオレのこと『カカシ先生』って呼ぶの?」
オレの一言で、酒のせいかほんわかと緩んでいた顔が突如引き締まる。
え、あ、と意味のない言葉を漏らしながら、羽あり女は顔を青褪めさせた。
「も、申し訳ありません!! はたけ上忍って呼ばなければならないところ、馴れ馴れしく呼んでしまい、申し訳ありません!!」
正座のまま後ろへ飛びのき、オレに向かって頭を下げようとした行動に驚く。
「怒ってないし、不快にも思ってないって!! 逆に新鮮で嬉しかったーよ」
ほんの少しの世辞を混ぜて、土下座を阻めば、羽あり女は気まずそうに顔を上げた。
「本当にすいません。あの、ナルトたちと話している内に移ってしまいまして、勝手に親近感を覚えていました」
面目ありませんと鼻傷を掻く羽あり女に、ちょっとだけ胸が高鳴った。
オレがあれだけ警戒していたのに、羽あり女は親近感を覚えてくれていたのか。
まぁ、確かに格上にラーメンを奢るという発想自体、親しみを覚えていない限りしようとは思わないか。
恐縮する羽あり女に、オレはそっかと微笑んだ。
なるほど、上忍連中が固執したくなる理由が今宵で分かった気がする。
「じゃ、オレも子供たちに倣ってイルカ先生って呼ばせてもらうーね。これから、よろしくね、イルカ先生」
改めて手を差し出す。
イルカ先生は少し戸惑っていたけれど、最後は鼻傷を掻き、はにかみながらオレの右手を握り返してくれた。
女性特有の柔らかさを残しながら、忍びとしてしっかりと鍛えられている手の平だった。
最後の最後まで予想外な羽あり女こと、イルカ先生に、オレはもしかしたら男女の仲を超える貴重な友人を得たのかもしれないと、思っていた。
戻る/
4へ
------------------------------------------
お友達希望なカカシ先生。
公然の秘密 3