イッツ ユア ソウル
「はい、じゃ、アンタたち罰ゲーム〜!」
甲高い声をあげ、これみよがしに人差し指を突き付けてきたアンコに、眉が寄った。
アンコが手に持っているのは、この懇親会が始まる前に持たされた木の棒だ。端には色がついており、オレが持たされた棒の色は黒だった。
オレの他に、黒い棒を持った忍びたちがやれやれという顔で立ち上がる。
オレは参加するつもりもなくて、アンコと一緒にきゃーきゃー言って盛り上がるくノ一を尻目に、先ほどから美味しそうな匂いと湯気が立っている煮魚へと手を伸ばした。
「はい、そこ!! アンタも罰ゲーム組でしょっ。魚食いたきゃ、あっちに行きな、あっち」
煮魚を横から掻っ攫われた。
アンコが指指す方向には、時折弾けたような声をあげ笑っている中忍たちが見える。
面倒くさいなぁと思いつつ、アンコに後々絡まれる方が百倍面倒くさいと分かっているので、仕方なしに重い腰を上げた。気の乗らない態で一歩足を踏み出せば、後ろから止められた。
「ちょっと待ちなよ、カカシ。アンタ、本当に何も聞いてないね」
振り返れば、腕を組んでこちらを睨むアンコがいた。
アンコは首を振りながら、これみよがしにため息を吐いてくる。
「ったく、噂ばっかり先行して、本当のあんたは物臭、覇気なし、興味なしの駄目男。里中にあんたの本性言いふらしたい気分だわ」
アンコの言葉に、その方が楽だろうなぁと思う。
任務時はそれなりにやる気を出すが、それ以外はすべてがかったるい。
女も博打も酒も全く興味がないオレに、里の上層部は写輪眼カカシのイメージを損ねるとばかりに、オレに変化させた忍びを、郭遊びに行かせているらしい。しかも、その時掛かった費用は、何故かオレ持ちになっている。ま、特に使う宛もないし、いいんだけーどね。
ぐちぐちとオレに文句を言うアンコを眺め、くわぁと口布の下であくびをすれば、横から紅が顔を出してきた。
「アンコ、カカシに何言ったって無駄よ。それより、早く変化させましょうよ。アスマたち、もう行ったわよ!」
目を輝かせる紅に、アンコも同意したらしい。
一つ息を吐き、「それじゃ」とアンコはオレに人差し指を突き付けた。
「カカシ、女に変化して、中忍たちを接待なさい!! それが、アンタの罰ゲームよ!」
高らかに叫んだアンコの言に、なんじゃそりゃと思いつつ、オレは印を組んだ。
***
「シ、シカさん! オレ、あなたのことが好きです、大好きなんです! オレと真剣にお付き合いしてくださいっ」
目の前で、お願いしますと直角にお辞儀をした男に、花束を差し出された。それに対しオレは、今日こそ諦めてもらうと必殺の手を繰り出す。
「無理。私、お付き合いしている人がいるの。アンタみたいな最下層じゃなくて、最上級のイイ男とね」
えっと顔を上げた男を見つめ、オレはあらかじめ待機させていた影分身の名を呼ぶ。
「カカシ」
一瞬でオレの横に来た影へ、オレは微笑みかける。
「悪いーね。シカはオレの女なの。アンタじゃ役不足だーよ」
影はオレの肩に腕を回し、抱き寄せる。
男へと目を転じれば、真っ青な顔でオレたちを見ていた。小さく震えだす男に、すまない気持ちが沸き起こるが、これも致し方ない。
男だって、女体化した男に惚れたなんて、いい笑いものになるし、どうあがいてもオレはシカではなく、はたけカカシなのだから。
黒い瞳にだんだんと涙が盛り上がっていく様を見つめつつ、止めとばかりに、キスしろと合図を送る。
額でいいと、気持ち悪さを耐えて見上げたというのに、影は不敵に微笑んでいた顔を強張らせ、覗く肌を青くさせた。
「……それじゃ、オレ行くから。アンタ、うちのシカにちょっかい出すんじゃなーいよ。それはオレの、写輪眼カカシの女なんだからね」
現れた時と同様に、一瞬にして姿をくらませた影へ愕然とする。
あの野郎、逃げやがった。
影とはいえ、自分の不甲斐なさに頬を引きつらせていれば、今まで黙っていた男が口を開いた。
「シカさん。今、あなたは幸せですか?」
泣きそうになっていた顔を一転させ、ひたりと見つめてきた男に思わず声を失った。
時々この男はこっちが驚くほどに真剣な目を見せるときがある。
「……ええ」
辛うじて言葉を吐けば、男はひどく悲しそうな顔をした。だが、その直後、男は漆黒の瞳に強い意志を漲らせ、言い切った。
「オレ、諦めません! あなたが振り向いてくれるまで、絶対諦めませんから!!」
今日は失礼しますと、一礼して背を見せ去っていく男に、オレはあぁと呻いた。
今日もまた失敗だった。
「……しぶとーいね」
男の背が見えなくなった頃、逃亡していた影が横に現れ、ぽつりと言ってくる。お前がうまくやらなかったせいだと睨めば、影は肩をすくめた。
「アンタも相当、嫌な顔してたーよ。お互い様でショ」
飄々と語るオレは、いい意味でも悪い意味でもオレ過ぎて、我ながら気味が悪い。
はいはいとため息を吐いて、解呪すれば、影は消えていなくなった。
やれやれと最近日常的になりつつあるため息を吐きつつ、消えた男のことを考えた。
男は、うみのイルカという。
懇親会で女体変化したオレを見染めた、変わり者だ。
簡単に調べたところによると、アカデミー教師で、たまに受付もやっている内勤の忍び。
普通ならば接点なんぞ持てない人種だが、彼はオレの女体化したシカに惚れている。
そして厄介なことに、本気で惚れているらしかった。
男はあの懇親会以降、女体化したオレを探すべく、手当たり次第聞きまわっていた。
階級差をもろともせず、上忍連中に騙され、からかわれながらも、諦めずにシカを探す男に、根負けしたのは上忍たちの方だった。
「ねぇ、カカシ。女体化して、あの子を振ってくれない?」
気の毒そうな顔でまず言い出したのは、紅だった。
自分たちが考案した罰ゲームが発端になったためか、紅は思いのほか気に病んでいた。
それが切っ掛けで、散々男をおもちゃにして遊んでいた上忍たちも我も我もと立ち上がり、オレに懇願してきた。
曰く、
「今時、あんなに必死な奴はいない。頼むから、引導を渡してやってくれ。不憫過ぎて見てられない!」
と。
面倒だとは思いつつ、確かに男の行動力の良さには目を見張るものがあったので、さくっと終わらせてやろうと男に会いに行った。
だが、それがそもそもの間違いだった。
男の告白を「無理」と一刀の元に切り伏せたのに、男は一瞬悲しそうな表情を浮かべただけで、諦めなかった。
そればかりか、いつ会えますかと次の約束を結ぼうとしてきた。
一体なんだこいつはと呆気にとられている内に、オレはうっかり約束を交わしてしまった。
当然、行くつもりもないオレは放っておいたのだが、その当日、約束した時刻に、突如大雨が降ってきて、少しばかり気にしながらもこの雨ならば約束の時間を過ぎたら諦めるだろうと思っていたのに、次の日、男はアカデミーを欠席していた。
まさかと狼狽えるオレに、紅はあっけらかんと提案した。
「カカシ。もう付き合っちゃえば? あんなに思われるなんて、アンタこの先一生ないわよ」
何を急に言い出すんだと驚くオレに、紅はいつの間にやら親しげに男をイルカ先生と呼びつつ、話を続けた。
「イルカ先生、アンタとの約束があるからって、一晩中ずっとあそこにいたんだって。傘もささずに、このくそ寒い中、雨に打たれながらずぅぅぅぅぅぅぅっとあんたを待っていたんだって」
その話に飛びついたのは、男をおもちゃにしていた連中と、ゴシップ大好き、揉め事大好きなアンコで、オレは周りから好き勝手言われた。
「このまま逃げるなんて、ひどすぎるっ」
「ちゃんとケリをつけてやれ」
「このままだと、あいつ死ぬぞ」
「かーっ、これが恋か! 恋ってやつなのかっ」
「感動した! カカシ、大切にしてもらえよ!」
「あいつなら、今のお前も受け止めてくれるよ!」
「やっだー、楽しすぎる!! アンタ、うみのの前ではシカでいなさいよ、シカの姿で!!」
あ、それいいと、アンコの一言で、その場にいた上忍たちはとんでもない計画を立て始めた。
うみのイルカがオレを見たら、シカに見えるように、幻術を日替わりで掛けようという何とも乱暴な案だった。
毎日毎日、施術者を変え、幻術を掛けられたら、男にどんな副作用が起こるか知れない。一歩間違えれば廃人になることを本気で実行しようとする上忍たちに、オレは折れた。
うみのイルカがシカを諦めるまで、時々シカの姿になり、相手をしてやる、と。
万歳コールが起こる中、オレは妙なことになったと頭を抱えた。
そして、今日、奥の手と称して、オレ自身も使った最強カードを切ったが、結果はどうだ。
「……あーぁ、いい加減諦めてくれないかねぇ」
そう呟きながら、オレは変化を解く。そして、行く先は決まっている。
「ね、飲みに行きましょー?」
今日、衝撃事実を知ったためか、嫌悪の表情を隠しもせずにオレを睨みつける男に、オレは自分でも妙な成り行きになったなぁと思う。
「行きません」と言葉よりも顔に出した男の周りを他の教員が囲み、なんやかんやと言い含めて、勝手に男の私物をまとめて送り出す、実に気の利いた男の同僚たちに笑顔で「ありがとう」と言えば、完璧に帰り支度をすました男がケッと面白くなさそうに吐き捨てた。
いつの頃か、シカにフラれる度に、フラれた男と飲みに繰り出すようになった。
始めは、シカのきつすぎる言葉に、男が自殺でもしないかと心配になり、男の精神状態を量るべく、シカの友人という立場で誘った。
そのとき、男は自殺未遂するような弱い精神構造をしておらず、そればかりか、シカを諦めさせようとそれとなく会話を持っていくオレを、親の仇のように睨む男の隠しもしない素の感情が面白いなぁと思った。
それに話してみれば、男は結構面白かった。
胡散臭いオレを怪しいと警戒しつつ、世間話はするし、共感できるところは素直に共感してくる。
「はいはい。そんな仏頂面してないで、食べた食べた。今日はオレの奢りでいいから」
いつもの居酒屋で、メニューを差出し気前よく言えば、男は一瞬素で顔を輝かせてきた。
オレに感謝と感動の眼差しを送った直後、我に返ったように眉根を激しく寄せ、ぶっきらぼうに罵ってくる。
「あ、当たり前ですよ! オ、オレは行きたくないって行っているのに、無理やり連れてくるし、今までオレを騙していたことを考えれば、はたけ上忍が奢るのは、それは当たり前のことなんですよ!! 今日は目にもの見せてやりますよッ」
顔を真っ赤に染め、怒りの眼差しを向けられたが、微かに口元は嬉しそうに緩んでいる。
シカに変化したオレは、男に手っ取り早く嫌われるために、高級仕出し店から仕出し料理を取り寄せさせたり、高級料理店に一人で行くから金を出せと言ったり、貴金属が欲しいと強要したため、男の懐は最悪な状態になっている。
自分の食費を削り、シカに貢ぐ男を馬鹿だと思うし、そのひたむきさが不思議でもある。
怒っているスタンスをオレに示しつつ、店員を呼び止め、メニューの端から端まで頼む勢いで注文する男に、思わず頬がゆるむ。
今からくる料理に思いを馳せているのか、気を抜けばふにゃりと笑みが浮かびそうになる男は、オレに気付いては眉根を寄せ、必死に激怒しているんだと頑張っていた。
怒りを長時間持続させられない男のお人よしな性格に、つい笑いを漏らせば、男は凄まじい形相でオレを睨みつけきた。だが、ちょうど店員が焼き鳥の盛り合わせを持って来れば、男はオレを忘れ、きらきらと目を輝かせた。
熱々の焼き鳥を口に入れ、感じ入ったように鼻息を漏らし、一本二本と無心に食べ始めた男は、本当にうまそうに食べる。
頬を膨らませて咀嚼している男の姿をつまみにして酒を舐めれば、安酒も上等な酒のような味わいに思えてくるから不思議だ。
何となく男にちょっかいを出したくなって、男が次に食べようとした焼き鳥の串を横から掻っ攫い、文句を言われる前に口の中に入れれば、男はひどくがっかりした顔をオレに向けた。
不意にお預けを食らった出来の悪い犬みたいな顔に、オレは思わず吹き出してしまう。
「わ、わざとですか! 今のわざとなんですね!?」
肩を怒らせて非難してきた男へ口だけ謝れば、男はもっと怒り出した。
ちゃんと謝れと涙ぐむ男が可愛くて、ついつい悪乗りしてしまう。
オレの悪乗りについにむっつりと黙り込んでしまうのが、男の常なのだが、オレがとっておきの酒や料理を注文すれば、男の機嫌は一気に回復し、「そういえば」と男は話を振ってくる。
大抵は男が受け持っている子供たちの話になるのだが、子供と触れ合う機会のないオレとしては、男の話は非常に興味深いものだった。
「はたけ上忍。酒ばっか飲んでないで、飯も食ってください。そんな青っ白い顔してると、シカさんが心配するじゃないですかっ」
全くなんでオレがとぶつぶつ文句言いながら、酒ばかりを舐めるオレの前に、男はおにぎりや肉など、高カロリー食材を皿に移して置いてくる。
なーんか、調子狂うねぇ。
酒を飲むときは、大抵食が進まない。
乾きものや魚料理が一品あれば十分だと常々思っているが、男が勧める料理は食べてみようかと箸をつける自分がいて少し驚く。
素直にオレが食べるのも、男は我が事のように喜んで、「よし」と満面の笑みをオレに向けるせいも少しはあるだろう。
オレのことが大嫌いと態度でも口でもはっきりと示しているのに、男は何故かオレを本当の意味で嫌っていない。
無防備というか、素直というか。
一度関わった人間が、自分にとって嫌な奴であろうとすんなり受け入れる男の人柄は、オレにとってくすぐったくも温かかった。
男をからかっていた上忍たちが、一転して男の味方をするようになったのも、この男のそういう人柄のせいなのだろうと思う。
女体化したオレとその恋人のオレと、女体化したオレに懸想をしている男との、奇妙な三角関係が続く中、男との飲み会がもはや習慣化し始め、シカにフラれずとも飲みに誘おうとしているオレや、飲みに誘うためシカに変化して男を振っているオレを不意に自覚することがたびたび起きた。
周りの物見高い連中は、オレと男がもしかしたらうまくいくのではないかとわざわざ聞こえるように噂し、それを賭ける連中も現れ始めた。
オレ自身、自分がどうしたいのか分からないところもあったが、シカを諦めさせるのは当初の目的とは何らブレることはなかったため、深く考えることも面倒で、オレは男との飲みを続けていた。
けれど、その変わらぬ関係に痺れを切らしたのは、オレではなく男の方だった。
「だったら、シカさんにあんな顔させんなッ!! 彼氏ならシカさんのこと引き留めてやれよ!!」
突然、立ち上がった男に胸倉を掴まれ、怒鳴られた。
呆気にとられるオレの目の前で、男はシカに対する切ない思いを吐露し、そして、
「惚れちまったんだから仕方ねぇだろっっ」
泣いた。
しゃくりあげながら泣く男に面食らった。
悪目立ちするとか、また変な噂が立つとか、頭はどうでもいいことを必死に考えようとしていたが、結局オレは、自分の胸の大部分を占める感情から目を逸らすことができなくなっていた。
羨ましい。
男に心底思われているシカが、いつの間にか、羨ましくて仕方なくなっていた。
それでも、男が恋しているのはシカなのだと、なけなしの自尊心で抗った。
男がシカに寄せる思いが、そこら辺にいくらでも転がっているような、自分勝手な憧れや、理想を押し付けているようなら、オレの目は覚めて、何ら乱されることのない諦念の海の中に浸っていることができたのに。
オレの問いに男が答えたのは、普段オレが意識もしないでやっている素のオレ自身だった。
男は魚の食べ方が綺麗だと言った。
それは、親父が魚が好きで、魚の食べ方を仕込まれたから。
男は、スーパーの袋をとっておくと言った。
来歴は派手なオレだが、実生活のオレはとんでもなく質素だ。スーパーの袋は使い勝手がいいから、他の上忍連中が気にも留めずに放置している袋をこっそり回収しては、畳んで持ち帰ったりしている。
男は、裁縫が得意なのかもしれないと言った。
女体化している時、上忍仲間がしくじったと腕を切っていたから、これくらいならと手早く縫っていたところを見られていたらしい。
確かに男の言う通り、オレは時々裁縫をする。自分が使役している忍犬たちのお揃いのマントはオレのお手製で、密かにオレの裁縫の腕もなかなかのもんだと思っている。
遠い目をして「ボタンをつけてもらいたい」と呟く男に、オレの鼓動は早鐘を打ち始める。
こんなはずじゃなかった。
男が好きなったのは、女体化したオレで、まったく無関係な女を好きになったと、ずっと思い込もうとしていたのに。
「好きなんだよなぁ」
油断すれば聞き逃しそうなほどの声で呟いた男の声に、今まで張っていたものがぐらりと傾いだ。
「参った」と口に出していたのは、無意識だった。
早くなる鼓動と、緊張し始める体。
わずかに震える指先に気付き、拳を握りしめ、男と対した。
もしかしたらと、閉じていた目を開けたオレがいた。
もしかするとと、顔を上げたオレがいる。
深い海の底で見上げた先で、何かが起きると、何かが変わると祈るような気持ちで問いを発したオレに、男は、うみのイルカは震える声で言った。
「生きて、もらいたいんです」
暗い視界が一気に晴れた気がした。
青空が広がる。
雲さえない目に痛いほどの青を背景に、オレの前には、少し泣きそうな顔をしたうみのイルカがいて、そっと手を伸ばしてくれた気がした。
完敗だと思った。
それと同時に、この奇跡にも似た邂逅に、全身が震えた。
引き寄せた体を腕に抱きしめ、「絆された」と口では強がって、うみのイルカを逃がさないために種明かしをする。
シカはオレだと。
虚構に塗れた、はたけカカシの姿を取り払った素の姿だと、うみのイルカに突き付ける。
うみのイルカは始めこそ顔を真っ青にさせて挙動不審な動きを見せたけど、オレがキスをすれば、その顔を真っ赤に染めて、「バカ野郎」と小さく悪態をついて、オレを抱きしめてくれた。
おわり
戻る/
イッツ マイ ソウル
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……イルカ先生は、懐がでっかいなぁ。
ここから先、立場は逆転して、カカシ先生はイルカ先生に尽くすんだろうなぁ。
でも、イルカ先生も尽くしたい派だから、それはオレがするんですと二人でくだらない喧嘩をしてもらいたい…vv(注:管理人の勝手な妄想です)